こんにちは!インターンのAkaneです
メルボルンは最近まためっきり寒くなっています…!暖かい日が続いて春を感じていたのですが何だか真冬に戻った感覚です、、
メルボルンの皆さん引き続き暖かい格好をして行きましょう
さて今回はオーストラリアの移民の歴史について調べてみたのでご紹介していきたいと思います!
皆さんはオーストラリアのバックグランドとか結構調べて来られた方が多いのでしょうか??
恥ずかしながら私はオーストラリアに来てなんとなくの知識しか持って行きませんでした。。
そのため来てみてからこんなに色んな人種の人が同じ街に住んでいるんだ!と特にシティに移り住んでから感じました!
日本ももちろん外国人の方は多いですが、メルボルンは一瞬どこの国かわからなくなるくらい色んな国の人たちが住んでいます。
そのため、多国籍なレストランがたくさんあってオーストラリアだけではない他の国の食事も楽しむことができるんです!
しかもだいたいそういったお店では、現地の人が働いていることが多いので本場の味が楽しめるかも!?
そんなわけで様々な国の文化や食事が楽しめるこの国ですが、いったいどうしてこんなに外国人がいるんだろう!と疑問に思ったので調べることにしたのでした。
それでは歴史を遡ってみなさんにもご紹介して行きたいと思います!
入植時代、ゴールドラッシュの時代、オーストラリア連邦設立、世界大戦以降に分けてご紹介して行きます。
☆入植時代
オーストラリアの先住民のアボリジニの方々が生活していましたが、1770年に新大陸の探検を命じられたイギリス海軍のジェームズ・クックがシドニーに到着。
そして1776年のアメリカ独立戦争に敗北したイギリスがアメリカに代わる植民地を探していたところ、オーストラリアが候補に挙げられ、1788年に初代総督のアーサー・フィリップが囚人や軍人を連れてシドニーへ上陸して、1月26日にイギリスの植民地となりました。
この日は今でも「オーストラリアデイ」としてオーストラリアの祝日になっていますね!
そしてなんとオーストラリアはイギリスの流刑地として歴史が始まったというのは学校の先生から聞いていましたがびっくりです。。学校の先生は私たちの先祖は囚人なんだよ~って冗談交じりに話していました
☆ゴールドラッシュの時代
1851年に金鉱脈が発見され、そこから移民がたくさんオーストラリアに上陸し始めました。
そしてメルボルンのバララットでも金鉱脈が発見されました。今でもバララットではゴールドラッシュ時代の町を再現したソブリンヒルテーマパークがあります。
そこでは砂金取り体験もできるみたいです!
ただそのゴールドラッシュをきっかけに、鉱夫が資本家たちによる搾取への不満から武装発起であるユーレカ砦の反乱が起こります。
そして移民が来たことから移民の排斥運動も起こります。
白人の失業問題が大きくなっていき、白豪主義への動きが高まっていきました。
☆オーストラリア連房設立
1901年にオーストラリア連邦が設立されました。
メルボルンが暫定の首都に設定され、憲法が発行されました。
そこには大きな問題となっていた移民を合法的に制限するような憲法を制定し、アジア系の移民の志望者には入国テストの実施を開始しました。
そしてそれはほぼ全員が不合格となるシステムだったそうです。。
実は私も学校でその入国テストを先生が紹介してくれてクラスでやってみたことがあるのですが、難しすぎて全員が不合格になるというシステムが理解できました
そして1926年にイギリスから自治権が認められて首都がキャンベラに移転しました。
☆世界大戦以降
世界大戦では第一次、第二次ともオーストラリアはイギリス側についていました。
そして第二次世界大戦では日本軍がシドニーやダーウィンを攻撃するという悲しい歴史もあります。
世界大戦後に人口減の問題が大きくなったオーストラリアは移民を受け入れる政策を始めます。テストや移民制限が廃止されていき、難民も受け入れるようになりました。
1967年にはアボリジニの人たちも人口に含まれ、オーストラリア国民となりました。
このような歴史を持っているオーストラリアだからこそ、メルボルンにも街中にたくさんの国の人たちが暮らしています。
時にはお互いの文化に理解することに苦労することもありますが、オーストラリアに住んでいるからにはオーストラリアの文化は大事にしていこうという気持ちを持っている人が多いのではと暮らしていて感じます
悲しい歴史もある中で今こうやって平和に暮らせていて、かつ住みやすい都市としてもずっと一位を取り続けているメルボルンは本当に素敵な街です。
メルボルンの中には歴史を知ることができる移民博物館もあります。
歴史的な建物がたくさん残っている街なので、訪れる際にはぜひ歴史的な観点からも見てみると楽しめると思います
そしてiae留学ネットのオフィスにもオーストラリアの観光にまつわる本もたくさんありますので、メルボルンを訪れた際にはぜひお立ち寄り下さい
Akane