永住権への近道といえば・・・ タスマニア!

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皆さんこんにちは。iae 留学ネットです。

先週のNSW州の発表 『旅行者であってもワクチン2回接種済であれば、隔離はいらない!』は今後国境が開いた際の留学生や観光客受け入れに大きなニュースになっていますね。続けて他州も隔離必要なし!の発表が続いています。 この調子でどんどん開国に向かっていってほしいですね。

さて今日は『永住権に有利なのは何ですか?』と聞かれる質問に、多くのビザエージェントの方が答えている『タスマニアへいって勉強することです』という回答を少し掘り下げてご紹介したいと思います!

なぜタスマニアが有利なのか?

まずこの話の前に、州がスポンサーになってくれるビザの種類491,191ビザについてを   お読みください。

補足でビザ190について少し・・

この190ビザは上記と同じように各州が出している条件を満たして、その州からノミネーションの権利をもらって、永住権に一気に申請できるビザの種類になります。通常は上記の491ビザよりもかなり条件のハードルが高く、多くの方の場合は491ビザから永住権に移行する形をとるのが一般的です。190ビザのポイントテストはこちら

さて、ここからが本題です。これから永住権につながるコースを勉強しようと思っている方には、タスマニアを勧められることが多いです。それはタスマニアが他州に比べると上記の州スポンサーを申請できる条件がそこまできつく設定されていないことがあげられます。

特にタスマニアで就学をしてくれる学生さん達には、恩恵がいくつもあります。

申請できる職業の幅が広い

MLTSSL(中長期職業リスト)とSTSOL(短期職業リスト)の両方すべてが対象になるため、多くのコースが対象になり、自分のより興味のある分野を勉強できる可能性が高くなります。リストはこちらから

専門学校だけでなれる職業のコースも結構含まれる

STSOLも対象となるため、大学コースだけでなくDiplomaコースでなれる職業も数多く対象となります。Certificate レベルしか開講されていないコースでも(最低III以上のコース)タスマニアで優先職業とされるものであれば、対象になります。この優先職業には、農業系や福祉系(老人施設スタッフ、障害者支援など)が入っています。

就学期間で永住権へ一気に申請できるチャンスも!

一時滞在である491へは、1年の就学で、永住権である190へは2年の就学で申請が可能です。(その他の基本条件はみたしていることが必須になります)特に190への直接の申請が可能になるチャンスがある州はタスマニア以外にはあまり見受けられず、これが大きな鍵となっているようです。

必ずしも雇用が必須にはなっていない!

他州では、申請時点で雇用が最低3か月~長いところは6か月を課しているところもあり、これに苦戦されている方もいらっしゃるようです。タスマニアでは雇用は必須項目には入っていません。雇用がある!ということはそこの州で長く住んでいこうとしていることを見せることに繋がりますので、選んでもらえる可能性はやはり高くなり有利にはなりますが、必須でないというのは、留学生にはありがたい点ですね。

タスマニアは自然が宝庫のこれからまだまだ発展していこうとしている、島の州になります。日本人にはKikiのパン屋さんのモデルになったとされて有名です。人口を増やして、なんとか地域を発展をさせていきたい政府の意向と移民がつながった政策になっており、留学生にはこれからも永住権を目指すには有利な地域になっていくと思います。

タスマニアには、大学は一つ、TAFEも一つ、そして最近は私立のカレッジがたくさんコースを開講しており、以前に比べると様々なコース選択ができるようになってきています。

主要都市はホバートで、学校の98%はこの都市内、都市周辺に存在していますので、留学生の方もホバートでの生活が主になってくるかもしれません。今後第2の都市、ロンセストンにいくつかの学校が進出をもくろんでおり、雇用の可能性が高いこの都市もどんどん発展してくる可能性もあります。

多様性を重視しているといわれているタスマニア政府ですので、まだまだ少数の日本人はこれからタスマニアではさらに有利になるかもしれません。

(*上記情報はTasmania政府のMigrationページで発表されている2021-22の州スポンサービザ条件に基づいて書かれています。    詳細はこちらをご覧ください。)

タスマニアでのコースや永住権の可能性に関してのお問い合わせは下記からどうぞ。