こんにちは、インターンのKaoriです♪
前回の”オーペアを自力で探す方法”に引き続き、今回は私が実際に”オーペア探しの際に使ってみて良かった3つのサイト”について、メリットデメリットを挙げながら書いていきたいと思います。
現在留学やワーキングホリデーを計画中の方に、少しでもお役に立てれば嬉しいです♪
▼オーペア体験談記事一覧
Au Pair ワーキングホリデー① (”そもそもオーペアとは?”編)
Au Pair ワーキングホリデー② (”オーペアの仕事を自力で探す方法”編)
”私のオーペア体験談” ―オーペア探し・おすすめ3サイト比較―
【概要】
まずひとつめは言わずと知れたソーシャルネットワーキング、フェイスブック(以下FB)を使う方法。
FBのコミュニティーページでは毎日のように、オーペアを探しているファミリーや、ホストファミリーを探している留学生たちが自己紹介や希望条件などを投稿しています。
コミュニティーページ管理人への参加申請が必要ですが、FBのアカウントがあれば誰でもすぐに始められるため手軽で使いやすいところが特徴です◎
【FBで探すメリット】
1.利用者数が多いため情報量が豊富
上記画像の”Au Pair in Melbourne/Australia”コミュニティ登録者数は25,885名。(2019年1月現在) 1日の平均投稿数も10件以上と、情報量がとても豊富に感じました。長期はもちろん短期のオーペア、一晩だけのオーバーナイトベビーシッティング、旅行同伴や結婚式への同伴など様々なスタイルの需要があるので、型にはまらず当事者同士で色々な契約を結べる可能性があるように感じます。
2.投稿形式に制約がないため自由に書き込める
特に決められた投稿フォーマットはないので、写真付きで詳細まで書いている人もいれば、数行だけ文字のみの募集を書いている人もいたり、長期希望、短期の募集、情報の載せ方は本当に人それぞれという印象でした。
3.都市を絞ってオーペアを探せる
メルボルンやシドニーやブリスベンなど、都市ごとにコミュニティーが存在するため自分が住み込みをしたい都市でピンポイントでローカル情報を探すことが出来ます。
【FBで探すデメリット】
1.投稿が有効なのは数日間程度
FBの特性上、新規投稿が活発なタイムラインほど古い情報は下に埋もれていってしまいます。なので多くの人の目に留まるピークは投稿してからの数日間に限定されてきます。
私が初めて投稿をした5月初旬頃はちょうど学期の変わり目で需要が多い時期だった偶然もあり、書き込みから1時間もしないうちに数件のコメントとメッセージ、1日で20件以上のオファーをメッセンジャー経由でもらえました。
しかしそのオファーの勢いはほぼ数日間で終わってしまい、返信はできるだけ早くしないと既に他の人と話が決まっていっている、というやりとりもたくさんありました。
また投稿する時期もとても重要で、12月初旬頃に短期のベビーシッターを希望して投稿をした時は、クリスマスホリデーが近かったこともあって1件もレスポンスがありませんでした・・・。
数日間の短期決戦でオーペアファミリーを見つけたい人にとってFBのこの特性はメリットにもなりますが、私のように
”たくさんの家族とじっくり話しあいながら、お互いの期待を見極めつつ慎重にステイ先を選びたい!”
という人にとっては、このテンポの速さは快適に感じられないかもしれません・・・。
2.個人情報を載せる不安
いくら申請を通った人だけが使えるコミュニティーページとは言え、自分の個人情報を二万人もの目に留まる場所に投稿をするのは少し抵抗があるかもしれません。
自己紹介として自分の経歴や性格や写真について載せれば載せるほど、興味をもってくれる人の数は増えますが、リスクについても考え、ここまでなら誰に公開してもいいと思える情報を自分の中で選定しておくと後悔が無いかもしれません。
ちなみに私が経験した嫌な思いはひとつだけ。
一生懸命考えた英文や投稿フォーマットが、そっくりそのまま他の日本人の人達にその後コピー&ペーストされていたのを見てしまったことでした・・・。
また、画像を悪用されて怒っているファミリーの警告投稿などもあったので、写真を載せる時は特に気を遣う必要があるように思います。
▼Au Pair World
【概要】
オーストラリアのみならず、オーペアの文化が浸透している21カ国(2019年1月現在)で利用されているオーペア探し最大規模の会員制サイトです。特に登録料や使用料もかからず、簡単な情報登録で誰でも始めることができます。
仕組みとしては、マイページに自分の情報を載せ、ファミリーとオーペアがお互いに検索し合って、気になる候補を見つけたらメッセージを送る、という流れです。
【オーペアワールドで探すメリット】
1.オーペアの基礎知識を手に入れることができる
はじめてオーペアをやりたいと思い立った当時、日本語でネット検索してもあまり具体的な情報が得られず、英語で検索しても文章量の多い記事を読みきる力がまだなかったため、最初は情報収集にとても苦労しました。
しかし、オーペアワールドのホームページ内には”Become an Au Pair”というインストラクションのページや、”Au Pair Wiki”と名づけられた専門用語解説ページ、国によって異なる労働条件の基準や、よくあるQ&Aの紹介など、オーペアを始めるための基礎知識が非常に充実していました。
2.じっくり時間をかけて探せる
このサイトではファミリーもオーペアもそれぞれマイページと呼ばれる自分のホームを持つことになるので、好きな時に条件検索をしてお気に入り登録したり、1日数件くるオファーメッセージに丁寧に返信したり、お互い焦らずにやりとりができます。
ファミリー側も「急いでベビーシッターを見つけたい!」というよりは「いいオーペアがいたら文化交流目的で迎えたい。」というような余裕のある家庭が多い印象を受けました。
3.条件検索がしやすい
- 住むエリアはシティがいいか郊外がいいか
- 保育対象となる子どもの年齢は何歳くらいがいいか
- 家事もやるつもりがあるかどうか
- シングルペアレントもOKかどうか
- 禁煙者かどうか
- チャイルドケアの経験があるか
- 国際免許証をもっているかどうか
などなど、検索する時に条件を絞ることができるので自分が思う理想のファミリーを見つけやすいと思います。
また、ファミリー側の条件検索ではオーペアの国籍を選ぶことができ、日本人に求められているものについて知る機会にもなりました。
特にオーストラリアでは小学校や中学校で習う第二言語として日本語選択している子ども達も多く、熱心な家庭からは「子ども達をバイリンガルスクールに通わせているからどうしても家に日本語ネイティブがいて欲しい!」という熱いオファーメッセージをくれたケースもありました。
【オーペアワールドで探すデメリット】
1.ログイン履歴や返信率が公開されてしまう
正直なところ、オーペアワールドを使うに当たってデメリットはひとつも感じませんでしたが、あえていうならこの機能かもしれません。
オーペアワールドはサイト内の検索機能やセキュリティが充実している反面、個々がどのくらいのアクティブユーザーかまで公開されるようになっていました。
ログイン履歴や返信率が公開されることで、例えば
「私たちには返事をくれないのに他の人には返しているのね。」
「既にオーペア生活を始めたけれど、まだログインし続けているのは他を探しているのかしら。」
などなど、お互いがアカウントを公開しつづけている限りこの情報公開はされ続けてしまいます。
私はこの機能ゆえに、既にネガティブリプライをしたファミリーからも
「ログインしているならまた返事ちょうだい。」
という催促をされたこともありました。
※ちなみに上記私のマイページはもう検索に出てこないよう非設定にしている状態のものです。
▼Gumtree
【概要】
最後はガムツリーを使って探す方法について。オーストラリアで生活している人にとって最大のコミュニティサイトとも言われている、情報掲示板のようなサイトです。
家探しや仕事探しの情報はもちろん、車や家電や生活用品の売買など、かなり広範囲な情報が載っているサイトです。
【ガムツリーで探すメリット・デメリット】
- 大勢の人が見ていて
- 情報の掲載鮮度が大切
という意味ではFBのコミュニティーページとメリットデメリットがほとんど似ているように思います。
FBにない特徴としてひとつ挙げると、ガムツリー利用者はオーペア探しをしている人だけでないため、色々な可能性の仕事が見つけれられるかもしれないというところです。
例えば、自己紹介の文章で“Japanese”という単語を使っていたとしたら、”日本語のチューターを探している人”がその単語検索でヒットした投稿を読んで
「オーペアではないけれど日本語教師として週に数時間個人レッスンをしてもらえないか?」
という違う仕事に繋がるかもしれません。
(ちなみに私はオーペア探し以外の目的では少し怖かったので活用することはありませんでした・・・。)
以上、”オーペア探し・おすすめ3サイト比較”編でした!
ファミリーによっては英語力よりも保育スキル、保育スキルよりも人としての信頼性を重視しているご家族もたくさんいるので、英語力に不安があっても
「子どもが大好きで、どうしても留学先でオーペアをやりたい!」
その素直な気持ちをきちんと伝えれば、きっといいご縁があると思います♪
と・・・
ここまで前向きにお伝えしてきましたが
時にこのやる気だけではうまくいかないこともあるので、次回の記事では
”オーペアをするために必要な資格”
などについて書いてみたいと思います。