オーストラリアの学校の奨学金 徹底解説 その1

投稿者:

皆さんこんにちは。 オーストラリアの開国を今か今かとまっている留学希望の方とても多いですよね。せっかくお問い合わせいただいても、具体的な開国日がお伝えできなくて心苦しく思う日々が続いています。

そんな方たちに少しでも時間を有効活用してもらおうと、今回はお得な奨学金の種類や見方などをお伝えします。 この待ち時間に留学する費用を軽減できる奨学金を調べ上げてしまいましょう!

―オーストラリアでの奨学金の定義―

日本でいういわゆる奨学金は、返すことを前提で貸し出される借入金のイメージが強いですが、オーストラリアでは奨学金=もらえるお金です。なので返すことはありません。

―オーストラリアの奨学金の種類―

@オーストラリア政府からの奨学金@

田舎地域にある学校への就学限定の奨学金

 年間15000ドル 

田舎地域に人口を増やして都市部との格差をなくす政策の一つとして、田舎地域で就学をしてもらうために設立されたこの奨学金。毎年学校とコース、何名の学生に奨学金が与えらえるかが決められます。政府からの奨学金ですが、募集や選抜は各学校によって。それぞれの学校の選択基準によって決められます。

2022年用一例(抜粋 通常は約400名の募集がなされます)全リストはこちらから

このほかにもいくつか政府からの奨学金はありますが、大学院の研究コース限定だったり、国を指定しての奨学金だったりがありますが、残念ながら日本はこれをもらえる国のリストにないため、詳細を省いています。

@各学校からの奨学金@

これが今一番HOTな奨学金の種類です。このコロナ禍で各大学、学校ともに奨学金の額を競い合っているといっても過言ではありません。(笑)

奨学金は、通常どの入学日に入学予定かで募集対象が限定されます。その年の予算や状況によって金額や条件が決まってきます。申請を別途行うもの(申別)、自動で審査されるもの(申自)など様々で、別途行うところはなぜこの奨学金をもらうべきか?などのエッセイを一緒に提出しなければいけない場合もあります。

学校の奨学金にはそれぞれもらえる対象になるかどうかでいくつか種類があります。

まずはなんといっても成績優秀者対象枠!

<特徴> 申別、エッセイ必、支給額超高、募集人数少

これは昔からある奨学金の方式。80-85%以上の成績優秀者対象で、この枠はその学校内でも最高金額が支給されます。中には全学費の50%支給枠も!ただし募集人数はとても少ないです。日本で進学校に行かれてた方は少し不利ですが、普通の高校で5段階中4や5が多かった、大学でもSやAなどばかりという方、挑戦する価値あり!です。日本の成績のつけ方はオーストラリアや他国に比べるとかなり甘く、大学であっても4段階方式な学校がほとんどのため、チャンスはありますよ!通常のコースの申請とは別に、奨学金専用の申請用紙+エッセイが必要になってきます。

成績は60%からもらえる奨学金!

<特徴> 申自、エッセイ無、支給額高、募集人数多

最近増えてきているこの形態、自分の成績に応じて奨学金の支給額が増えていく方式です。最低成績60%~ 誰でも何かしら奨学金がもらえる仕組み 例)成績60% 奨学金10% 成績70% 奨学金20% など もしくは、成績基準は60-65%以上で20-25%学費免除の奨学金がもらえる大学もふえています。(コロナのおかげです)自動で審査、エッセイも無しなど楽にもらえます。

成績以外の条件をみたせばもらえる奨学金!

<特徴> 申自、エッセイ無、支給額超中、募集人数全員(条件満たせば)

成績以外の要素で奨学金をもらえるかどうかを決定する奨学金。その種類は実に様々 国籍、早めにそのコース入学確定しての早割、田舎のキャンパス就学、特定のコース(今熱いのはSTEMと呼ばれる、理数系、エンジニア系、IT系など)へ行く、などできまった金額1000ドル~10000ドルが支給されます。

国外からオンラインで受講し始める学生さん用奨学金!

<特徴> 申自、エッセイ無、支給額超高、募集人数全員

オーストラリアの学校、大学では大半のコースがオンラインで開講中。ただしオンラインだけの授業ということで、この学生さん対象に30%学費オフ!教科費用を一律OOOOドルに!などの学校がふえてきています。

奨学金=大学・大学院になりますが、TAFE(公立)でも額は少ないですが奨学金を始めるところがふえています。またプライベートカレッジ・語学学校では、もうすでに割引価格適応したあとの値段でプロモーションと称して、学生さんに提供しております。詳細は下記を参照↓↓↓

―奨学金の探し方―

『オーストラリアの学校の奨学金 徹底解説 その2』へ続きます。

最新の学校お得情報・奨学金情報はこちらから