皆さんこんにちは。2020年もあとわずか コロナに始まりコロナ解決せずに2021年に持ち越しとなりました。
幸いにもオーストラリア厳しい国境・州境閉鎖、ロックダウンのおかげも あってか、国内でも感染者数0が続いております。 (昨日シドニーでコロナ感染者 久しぶりにでて17名感染の報告がありましたが)
さてこのコロナ騒動で一躍注目されているのが
疫学(Epidemiology エピデミオロジー)や 公衆衛生(Public Health, パブリックヘルス)とよばれる分野です。 オーストラリアロックダウン中はこのエピデミオロジストの発音がややこしいとアナウンサー泣かせだった模様。
コロナがなければ注目されなかったかもしれない!?この分野。オーストラリアでも問い合わせが多くきているそうです。さていったい何を勉強する分野なのか
公衆衛生とは「人間集団に対して、組織された地域社会の努力を通して、疫病を予防し声明を延長し、身体的、精神的機能の増進をはかる科学であり技術である」とWHOはいっています。私たちの生活に及ぼす健康を損なうことや病気の蔓延をふせいだり、私たちに警告したりすることを行う分野です。
また公衆衛生の中の一分野が疫学となっており、疫学は病気の発生原因となっている接触を調査・確認して、因果関係をさぐり改善や予防策などを講じて病気になる・発生をふせぐ目的で行われます。その中には対策を講じなければ、この割合でふえていくといったような予測数値などもかかわってきます。まさにコロナですね。 コロナ以外にも例えば、喫煙が原因で肺がんにかかるといったような因果関係を明確にして、どのようにそれを防ぐかを人々に示すことなどが主な内容となっていきます。
オーストラリアでは公衆衛生コースが幅広く大学・大学院レベルで 開講されています。
大学レベル Bachelor of Public Health 3年~
大学院レベル Graduate Certificate, Graduate Diploma, Master of Public Health 半年~
先ほどご説明させていただいた疫学のほか、生物統計学、現代の健康問題、健康に関するポリシーや政策などを学習していく内容です。
また疫学は大学院のみで、
Graduate Certificate, Graduate Diploma, Master of Epidemiology 半年~
どちらも以前に関連しているコースを勉強している必要はなく入学が可能です。
お問い合わせいただく方、興味を持っていただく方は看護師コースを勉強された方、日本で看護師として働かれていた方が多い傾向にありますが、どの職業・経験の方でもこれからコロナが終息しないかぎりは長期にわたって必要とされる職種の一つになってくるかと思われます。
実際に今年からPublic Healthを勉強されている生徒さん からは、
実際に起こっていることと勉強している内容が同じなので、とても興味深くニュースでの発表なども勉強の一環としてみれるので、とても充実している。
とのコメントもらっております。
このコースに興味をもたれた方はぜひ下記までお問い合わせください。