スピード違反

投稿者:

先日、年の瀬の12月。シドニーから来た友達とパブ(こちらでパブという時は、日本で言う「居酒屋」のことを指します。いやらしいところではありません(笑)。)に行き、何杯かビールを飲んだ後、1時間くらいして「家まで送ってあげる」という言葉に甘え、帰路についていました。私の家にもう少しというところで、パトカーにとめられて、「免許所をみせろ」と言う言葉。映画で出てくるようないかつい警察官と、僕を送ってくれたばっかりにという罪悪感から、僕はすっかりびびってしまって後部座席であわあわしていました。

警察官「ここ何キロ制限か知ってる?」
友達「正確には知らないけど、60キロくらい?」
警察官「40キロだけど・・。20キロオーバーね」

そして、その警官は、そのまま免許証をもって、パトカーへ。オーストラリアでの速度違反は5キロオーバーでも罰金・減点される厳しい国。ますますおどおどする僕を尻目に、友達は、

友達「大丈夫。ナイスに答えたから。」
僕「でも、減点でしょ?罰金でしょ??」
友達「大丈夫。以前もナイスに答えたら大丈夫だったし、今日はクリスマスだから」

そんな理由が通るのかと思いきや、

警察官「じゃ、速度に気をつけて。メリークリスマス!」
友達「どうもーー。You Too!」

友達いわく、乗っていた車が本当に友人のものかを登録番号を照合していただけ、とのこと。

まだまだ、オーストラリアの文化になれるには時間が掛りそう、と思った一日でした。