オーストラリア大学留学 日本とはこんなに違います!!

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皆さんこんにちは。あっという間に9月も半ばです。十五夜も終わり、日本ではきれいに     みえたようですね。こちらは結構曇っててあまりみえませんでしたーー

さて今日は最近とてもお問い合わせの多い大学について、日本の大学の常識とかけ離れているため、その解説をしていきたいと思います。よくある質問とともに比べていきますね。         オーストラリアでの大学/大学院留学の参考になれば幸いです。

入学の合否決定にテストはありますか?  意外にも・・・

日本では大学に入るのに、帰国子女枠、AO入学、一般入試、推薦入試など様々な入学形態が   ありますが、基本テストや面談などが求められますよね。オーストラリアではこれはなんと   書類審査のみで行われるんです。テストもなく、面談もなく(一部心理学系や医学部除く)  申し込みの時点で入手可能な自分の成績証明書、卒業証明書(あれば)を提出して、まずは    学歴審査。これが通れば英語力の条件がついたConditional Offer Letterというものが発行されます。 英語条件は公式テストをうけてもいいですし、付属の語学学校から入ってこの条件を満たす    こともできます。

大学の入学って9月からですよね?        入学月は北半球と違います。。。

アメリカ・カナダ・イギリスなどの影響で、オーストラリアも9月からだと考えられている人が  多いです。日本は4月からですよね。オーストラリアの基本は2月、7月入学日です。ただ 最近はこの入学日を2月9月とする大学もちらほらでてきています。申請期限の目安は2月入学は  10月末から11月、7月入学は5月末となっていますが、融通がきく大学も多いです。最近は3学期制 を導入する大学も増えていて、上記のメイン入学に加えて10月・11月入学も開講しています。

大学って何年で卒業ですか?  期間も単位の概念もちょっと違います。

日本の大学は4年ですが、オーストラリアの大学は基本3年(教員、工学、福祉、医療系など 実習などを含むコースは4年~)で終わるように設定されています。日本では大半の大学が128単位を取得したら卒業できるという設定で2単位の科目4単位の科目などとわかれていますよね。   オーストラリアは単位ももちろんありますが、どちらかというと科目に注目します。 1年間で8科目、3年で24科目合格できたら卒業です。単位は各大学によって一科目6単位、8単位、10単位などど表記が違います。単位で考えるのではなく、あと何科目合格する必要があるのかが 卒業の目安になります。

年間でいくらの費用がかかりますか? 学費の計算方法覚えておくと便利です。

大学は各大学、各コースによっても費用が異なります。基本文系は比較的安めに設定されており、ビジネス・エンジニア(工学)などは高めに設定されています。年間25000ドル~50000ドル以上のコース・大学もありますが、これは基本1科目=〇〇〇〇ドル×8科目(上記参照)で年間の大体の額として提示されていることを覚えておいてください。ですので、落とすとその分 お金がかかってきます。こちらの大学生は落としたら追加で払わないといけない!という恐怖をバネに必死で勉強しております。

日本からオーストラリアの大学に編入(=期間短縮、お金節約)できますか?  単位免除結構大変です。

日本で似たようなコースを勉強していたのであれば科目免除される可能性はあるのですが、 その前に日本の講義要項(シラバスとよばれます)を英語で提出する必要があり時には翻訳料が数十万の見積もりをいただいたことも。。ベストは大学が英語で講義要項の内容を発行してくれること。それでも1科目でも免除になれば3000ドル以上の節約になりますので、やってみる価値はあるともいえます。オーストラリア内で勉強された方(専門学校や別大学など)はコースの 関連性や大学のポリシーにもよりますが、単位免除は比較的スムーズですよ。

お金を節約したいので学生寮を考えているんですが。学生寮のイメージが・・

結論からいうと、一部の田舎地域にある学校内の学生寮を除いて、いわゆる学生寮とうたって いる住居形態は想像よりもはるかに高額です。最新設備などを備えていたり、       アクティビティなども多いので他の学生と一緒に過ごせるなど利点は多いのですが、週500ドル以上する学生寮もかなり多いです。特に都市部では高額になっています。安くすませるには、シェア  ハウスを選択されるのが一番です。大学の周りであれば、学生が多くシェアハウスで住んでいる  ことも多くあります。

以上よく聞かれる大学に関しての質問から日本の大学との違いをご説明してみました。皆さんの  大学・大学院留学の参考になれば幸いです。