皆さん、こんにちは。まだまだロックダウン続いていますが、オリンピック始まりましたね。 コロナ禍の中のオリンピック、ロックダウンのおかげで視聴率あがりそうですね。
さて今日は、お問い合わせで多く聞かれる、 『どのコースをとったら永住権につながりますか?』と 『どのコースをとったら卒業生ビザがとれますか?』の2つの質問に同時に答える内容になるかと思います。
Civil Engineering Draftspersonという職業をご存じですか?
もちろん永住権に有利なMLTSSL リストにのっていて、2年勉強したら卒業生ビザも取得できるコースになります。(リストの説明や職業認定団体についての説明はこちらから)
具体的に何をする職業かというと、
- 土木技師や構造技師を手助けしながら、排水、上水、汚水灌漑、道路、空港、ダム、橋やその他の構造のような土木工事のためのスケッチ、表、集計やプランデザインなどを準備する
- スケッチや書類、指定書などを準備する
- 調査を行ってその結果をレポートにまとめる
- 特定のソフトウェアを使用または手書きで関連のあるタスクを修了できる能力をもつ
- 材料を確認したり、仕事をプログラミング化する手助けを行う
- 時には外での仕事を視察したりする
- 時には配管や給水システムのメンテナンスや修理工事を準備したり監視したりする。
- 衛生配管や消防システムを含む給水システムをデザインする
- 現場のスタッフやプロジェクトマネージャーとの密な連絡を維持する
などを行います。
就職先としては、
エンジニアリングコンサルタント会社(以下のものに特化している場合もある。構造物・土木工事・交通・油圧・消防サービス・環境・汚水管理・土地造成・地盤工事・沿岸)
建設業/ 解体業 、遠隔地モジュラー / プレハブ施行会社 (例プレキャストコンクリートメーカー)
ランドスケープコンサルタント会社、関連のある政府関係部署、関連のある公益事業当局
などがあげられます。
この職業に関連のあるコースは“Civil Construction Design”と名付けられていることが 多く、大半はAdvanced Diplomaのコースになります。数はそこまで多くないですが、VIC州、NSW州、WA州などを中心にコースが開講されています。
このコースを開講している、あるカレッジのコース課題であるデザイン作図をご覧ください。 この課題はあくまで一例ですがCADを使用して製図を作成していくことが求められています。
授業自体は実習などは含まれないため、オンラインで受講が可能です。ロックダウンになっても影響を受けにくく、日本からでもコースをスタートすることが可能です。詳しいコースの内容についてはこちら
また卒業生ビザや永住権を考える際に気になる査定団体(詳しくはこちら)ですが、この職業はVETASSESSとEngineering Australiaという2か所の団体が管轄になっており、どちらの団体を選んでも大丈夫なようになっています。VETASSESSを選択すると、各スキルアセスメントは以下のように査定されます。
卒業生ビザ(485) 関連のあるコース、指定学歴取得証明でOK
永住権 上記コース+最低週20時間のワークエクスペリエンス1年の証明
他団体に比べると比較的簡単に査定が通ります。
永住権といえば、クッカリーや自動車整備、チャイルドケアなどが注目されておりますが、もう一つの選択に加えてみられてはいかがですか?
この職業・コースのお問い合わせは以下までどうぞ!