みなさんこんにちは、iae留学ネット メルボルン支店です
さて、オーストラリアの専門学校や大学・大学院へ進学したり、ビザの申請や職業登録の際にも必要になってくる「英語力」証明これに頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか
本日は、オーストラリアで広く受け入れられ、IELTSよりもスコアを出しやすいと話題の
PTE(Pearson Test of English)検定試験について、詳しく説明します
実際にiaeスタッフが受験して感じた、試験中のテクニックやちょっとしたコツなどもお伝えするので、ぜひ最後まで読んでくださいね
PTEってなに?
Pearson Test of Englishの略で、Pearson Inc.というイギリスの会社が開発した英語検定試験。
PTEアカデミックとも呼ばれています。実際に試験会場に行き、すべてコンピューターで受験します。
まずはテスト内容を知ろう テスト構成は以下のようになっています。
パート1:スピーキング/ライティング 最大で67分ほど
最初に簡単なテストに関する説明、機器の音量・録音機能の確認を行った後、画面にうつった英文を読み上げる、聞いた内容をリピートする、画面の画像を詳細に描写する、講義内容を自分の言葉で説明する、質問を聞いて答える(1,2・3単語で)、読んだ文章を要約して一文で書く、与えられた話題で200-300文字のエッセイを作成
PTEサイト内で画像付きでこのパートの説明がされており、解答のコツなども知ることができます。詳細はこちらから
パート2:リーディング 30分程度
空白ありの文章に選択肢の中から適切な言葉、フレーズを選ぶ、文章を読んで内容についての質問に答える、ばらばらのパラグラフを正しい順にする
PTEサイト内で画像付きでこのパートの説明がされており、解答のコツなども知ることができます。詳細はこちらから
パート3:リスニング 30~40分程度
録音を聞いて50-70文字で要約を書く、聞いた内容に関しての質問に答える、画面の空白のある文章を聞いて空白をうめる、録音を聞いた後一番適切な要約を選ぶ、録音を聞いた後書かれていない単語をみつけて完成させる、画面の文章を聞いた後いわれているのと違う単語を探す、文章を聞いた後聞いたとおりに書く
PTEサイト内で画像付きでこのパートの説明がされており、解答のコツなども知ることができます。詳細はこちらから
の構成で英語4技能が測定されます。
■試験時間:2時間程度
■試験タイプ:コンピューター試験(完全AIによる採点です)
■受験料:オーストラリアで受験 $460 AUD 日本で受験 $230 USD(2024年10月現在)
■スコア:10-90点
■有効期限:2年
日本語でのPTEテストに関する詳細はこちらから
*オーストラリアでは近くで気軽に受験できるセンターが数多くありますが、日本での受験センターはかなり限られます。テストセンター検索はこちらから
【ポイント】
✅スコアが出しやすい!(スピーキングは文章読み上げなどなので、会話ができなくてもスコアにつながりやすい)
✅結果が1~5営業日以内にメールで通知される!
✅都市部分では試験会場が複数あるため、直前でも予約が可能!
✅タイピングになれている人はWritingなど有利
進学には、どのくらいのスコアが必要なの?
オーストラリアでは、PTEは教育機関やビザ申請では100%受け入れられています
教育機関のレベルや専門分野によって、入学に必要なスコアは変わってきますが、
基本的にはこのようになっています(平均スコアのみをあげております)
各学校によって各英語スキルの最低スコア(通常は()で示されている数値が各分野最低点)を設けております。詳細はお問い合わせください。
■専門学校: IELTS 5.5/PTE 42~IELTS 6.0/PTE 50
■学生ビザに必要なスコア(専門学校以上直接入学の場合):IELTS 6.0/PTE 50
■大学: IELTS 6.0/PTE 50~IELTS 6.5/PTE 58
■大学院: IELTS 6.5/PTE 58
■卒業生ビザ: IELTS 6.5(5.5)/PTE 57(L:43, R:48, S:42, W:51)
■医学や看護コース:IELTS7(7)/PTE 65(65)
■教員登録コース:IELTS7(7-7.5)/PTE 65(65-73)
*オーストラリアの教員登録の英語条件はIELTSのみとなっております。IELTS(7-8)
試験当日の流れ
当日の流れはこんな感じ
・受付(IDチェックや指紋)
・渡された番号札を持ち待機
・試験会場へ入室(試験前と試験後が同一人物かを厳重にチェックするために、入室時と退室時に指紋をとります)
・受付時に割り振られた番号のブースへ着席(スタッフがPCのセットアップをしに来ます)
・ヘッドセットマイク&イヤホンを装着し、音声チェックやスピーカーチェック、キーボードチェックを行います。(マイクの位置重要です。位置が悪いと雑音が入ってしまいうまく声が録音されず減点となることや、最悪採点エラーとなることも…)
・全てがOKだったら、自分のタイミングで試験開始!
試験会場は、8ブース(PC8台)ほどが設置されたガラス張りの小部屋でした。
ちなみに、試験中は試験官たちは部屋の外から監視をしていて、試験中に何かあった場合は、手を上げると来てくれます。
デスクの両サイドはパネルで仕切られているため、隣の人は見えませんが、声は聞こえます
非常に気が散りやすいです
試験は、スピーキング/ライティング リーディング リスニング の順で進んでいくので、人によって若干進行スピードの差はありますが、スピーキングテスト中は全員がほぼ同時に話し、ライティングテスト中はほぼ同時に入力するので、非常~~~に、音が気になります
目標スコアを取得するためのコツ
自分の力を最大限に発揮するためのコツとしては、
1⃣スピーキングテスト中は、周りの音を一切聞かないように集中すること
特に、画面に問題が出て話し始めるまでの数十秒間は、非常に集中して考えたり話す練習をする時間なので、ここで回りの人の話す声を気にしていては、できる問題もスコアがでなくなってしまいます心を無にして、自分の世界に入り込みましょう
2⃣ライティングテスト中も同様
ヘッドフォンをしていますが、タイピングの音は自然と聞こえてきます。心を無にして、自分の世界に入り込むしかありませんまた、スペルを間違えないよう注意しましょう。内容や構成が良くても、スペリングミスがあると減点されてしまうので、次の画面に進む前に必ず読み返して確認しましょう
3⃣模擬テストやアプリで試験内容に慣れておく
どんなに英語力があっても、試験のテクニックが身に着いていなければスコアを出すには難しいです。試験では、配点の高いものに時間をかけ確実にスコアに結び付け、時間配分も非常に重要になってきます有料にはなりますが、PTE公式の模擬テストを何度かやってみることをおススメします
また、「PTE Exam Practice」というアプリもおススメですボキャブラリー習得や、スピーキング・リーディング練習は、1問ごとにスコアをその場確認できるので、弱点を把握して強化するのに非常に役立ちました!
いかがでしたかみなさんも、試験対策をバッチリして目標スコアが出せますように
PTE試験対策コースを開講している学校もありますので、iaeメルボルンまでご相談くださいね
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