みなさん、こんにちは!
iae留学ネットです
オーストラリアにずっと住めたらいいな、なんて考えたことはありますか?
もしオーストラリアで永住することを考えているようであれば、沢山の道があります。
その中でもGeneral Skilled Migration(GSM)はオーストラリアで仕事を通じてビザを取得するプログラムの1つです。このプログラムを利用すれば雇用主やスポンサーがいなくても移住が可能です
今回はGeneral Skilled Migration(GSM)の基本情報についてお話しようと思います。
General Skilled Migration(GSM)の対象は?
対象となるためには、skilled occupation listsに記載されている職業であることが最初のポイントです。大きく3つのリストがあり、700を超える職業が記載されています
3つのリストは以下のとおり
MLTSSL Medium and Long-term Strategic Skills List
STSOL Short-term Skilled Occupation List
ROL Regional Occupation List
General Skilled Migration(GSM)は4つのビザのサブクラスが取得できるようになっています。状況に合わせて以下の4つからベストオプションを選び、目指しましょう
Subclass 189 Skilled Independent (points test) (New Zealand stream)
Subclass 190 Skilled Nominated
Subclass 491 Skilled Work Regional (Provisional) visa
Subclass 191 Permanent Residence (skilled regional) visa
この4つのビザの対象となるためにはおおむね以下の条件を満たす必要があります。
①それぞれの職業として登録するための学歴/職歴
②それぞれの職業団体のスキルアセスメント
③それぞれの職業、またはビザの条件を満たす英語力
④ビザの申請のためのポイントテストを通過
⑤EoIの申請
⑥田舎地方での申請の場合は、隔州や地域から承認されていること
⑦永住権申請の招待を受けること
*今回はSubclass 189 Skilled Independent (points test) (New Zealand stream)は省きます。
①それぞれの職業として登録するための学歴/職歴を満たすためには?
オーストラリア国内/外の学歴や職歴がカウントされます。沢山の方がオーストラリア国外の経験はカウントされないと思っていますが、それは間違いの場合も。
職業によって要件は異なります。詳しくはMigration Agentへ相談しましょう
②それぞれの職業団体のスキルアセスメントとは?
オーストラリアでは各職業として登録するための職業団体が42存在しています。
(日本では国家資格が多いですが、オーストラリアでは各職業団体が審査を行っています)
各職業団体ごとに、個別の条件が設けられています。
多くの職業団体で設けられている条件は以下のとおり
ケース1 職業に見合う学歴、もしくは職歴と英語力
ケース2 職業に見合う学歴と英語力
ケース3 職業に見合う学歴と職歴
ケース4 職業に見合う職歴のみ
英語力の証明に関しては様々です。IELTSしか認めない職業団体もあれば、多くの英語力テストを認めている団体もあります。スキルアセスメントで特定の英語力の証明を求められたとしてもビザ申請には別の英語力の証明を使うことも可能です。
③それぞれの職業、またはビザの条件を満たす英語力とは?
最低でもIELTS6.0がGSM申請には必要です。ただし、多くのケースではさらに高い英語力が必要となります。これは高い英語力があれば、高いポイントを取得でき、ポイントテストに有利になるためです。
申請者はIELTS, OET, Pearson, Cambridge or TOEFL test of English language を利用することができます。
UK, Ireland, USA, Canada or NZのパスポートを保持している方は英語力の証明が免除になります。ただし、ポイントテストでの高得点を狙いたい場合は英語力の証明の提出は避けられないでしょう。
④ビザの申請のためのポイントテストとは?
GSMのためのポイントテストに必要な最低点数は65点です。
しかしながら、競争がとても激しく、多くの場合でもっと高いポイントの取得が必要です
英語力、学歴、職歴、交際ステータス(婚姻やパートナー、子供の有無)、パートナーのいる場合はその方の職業や英語力などにポイントが付きます。もし指定された田舎地方でのご就学、居住を選択された場合にはプラスのポイントが付きます。
大体のポイントがココから計算できます。
もし189ビザに十分なポイントが取得できないときには、190や491といったビザを目指すことができます。これらのビザは多くの場合、もう少し低いポイントでも申請が可能です!
⑤EoI(Expression of interest)の申請とは?
スキルアセスメントに通り、英語のテストやポイントテストもクリアされたら、EoI(Expression of interest)の申請が可能です
EOIを提出する前にすべての要件を満たしていることが重要です。そうしないと、ビザが拒否される可能性があります。
EOIの申請=永住権申請の招待というわけではありません。通常189ビザ申請には高いスコアが重視されていますが、COVID-19のパンデミック下ではヘルスサポートや経済回復にかかわる職業が優先して招待されている傾向にあります。
EOIを提出し、招待されていない場合は、州または田舎地域のオプションを検討する必要があります。
⑥田舎地方でのビザ申請とは?
STSOLまたはROLの職業でのビザ申請を考えている場合は、州または地域から190ビザまたは491ビザのいずれかを指定する必要があります。 MLTSSLの職業の場合、このオプションを選択することもできます。
申請方法と職業は、各州や地域によって異なります。州が提供するオプションをよく読み、特定の州で勉強することが永住に役立つか調べましょう。要件は変更される可能性があります。
⑦永住権申請の招待とは?
永住権を申請するよう招待された場合は、60日以内に申請する必要があります。189または190を申請した場合はオーストラリアに永住権が付与され、491が付与された場合は仮住居が付与されます。
491は5年間のビザです。 3年間、地方で働いていて、必要な収入レベル($ 53,900/年間)を超えて稼いだ場合は、191を介して永住権を申請できます。
簡単にGSMについてお話してみましたが、いかがでしたでしょうか?
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