留学生インタビュー
大学
[ 留学を決めた理由は? ]
日本で看護婦をしていた時に“国境なき医師団”という海外で活躍する医療団体にすごく魅了されて“海外で働きたい”という気持ちがどんどん大きくなりました。日本で看護婦をしていた当時“国境なき医師団”に応募したのですが英語ができないとダメと断られたのがきっかけで留学を決めました。
[ 留学当初は? ]
来た当初はGEOSのGENERAL ENGLISHを4ヶ月受講してその後大学に入学するためのIELTS 5.5取得のため同じGEOSのIELTSコースを2ヶ月受講しました。 ACUのIELTSスコアも取得でき、2004年に無事ACUに入学できました。はじめの1年はADVANCED DIPLOMA IN NURSINGを受講しました。DIPLOMAのコースは実習もなく、私は日本での看護婦の経験もあったため英語の授業でありましたがスムーズにコースを終えることができました。DIPLOMAのコースは合計8科目あり、そのうちの3科目はオーストラリア人と一緒のクラスで後の5科目は全てインターナショナルの生徒でした。当時は少人数のクラスはアット ホーム、そして同じ留学生という事で連帯感もあり本当に楽しかったのを覚えています。
[ 大学はどのような感じでしたか? ]
2年目はBACHELOR OF NURSINGを受講しました。2年目は1年目と違って全ての授業で完全に現地の生徒と混じっての授業です。やはり1番大変だったの は英語についていく事でした。レポートの量も多く、提出期限が重なってたり、または試験の前の日だったりしたので時間の管理を1番大切にして乗り切りました。現地のクラスメートや先生達は私達留学生にとても親切で英語の壁 を理解してくれ、本当に助かりました。でも1番大変だった事は実習です。1年間で実習がトータル12週間あり最初は4週間、次は2週間、次も2週間、そして最後が4週間でした。日本での看護婦の経験があったので殆どの知識はあった のですが英語で何が行われているとか薬の名前とかが簡単にでてこないので、 先生に理解していないと誤解される場面もあったりして、英語の壁は大きいと 本当に実感しました。実習で一緒に勉強した仲間が落とされて行くのを目の当 たりにしながら自分は絶対に落ちるまいと思い、その頃は寝るのもおしんで勉 強した事を思い出します。そのため実習をパスする度にどんどん自分に自身がついてきて、最後の4週間のプリセプターシップの実習の時は自分で1人立ちして何でもやらせてもらえてとても楽しかったのを覚えています。
[ その後の進路は? ]
その後無事2005年の12月に卒業できました。卒業後、いろいろ永住権申請やオーストラリアのナースの登録など休憩を兼ねていろいろとオーストラリアでこれから生活するための書類関係の事や手続きなどをしていました。そしてあっという間に4月になりそろそろ就職しようと思った矢先に友達にオーストラリア現地の内視鏡のクリニックを紹介してもらいそこに就職する事ができました。その後そのクリニックで1年半が経ち経験や自信がついてきたので自分のキャリアを追及すべくいろいろと最近就職活動を始めた結果、念願のROYAL MELBOURNE HOSPITALのDAY SURGERY UNITに就職が決まりました。元々オペ室は好きだったし、しかも念願の病院で働けるという事で今は留学以来最高に興奮しています。
[ 今後の目標を教えてください ]
近い将来の夢はオペ室ナースのスペシャリストになる事です。その為来年はPOST GRADUATEを受講したいと考えています。
[ これから看護師を目指して留学される方に! ]
オーストラリアは日本に比べて1人の看護師が受け持つ人数が4人~5人と非常に少なく、また残業等もあまりないので働く環境がとてもいいです。英語の壁に今でも苦しむ事は多々ありますが達成感はすごくあります。やる気があれば 絶対できます。是非頑張ってください。
※看護師登録、コース改正のため2016年現在このコースは開講されておりません。