ファームって?~ファーム経験談とセカンドビザについて~

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みなさんこんにちは!

インターンのYoshiです! 

今回はワーホリでファームを探しているみなさん向けのブログを書きます。

僕は2016年の4月にワーホリに来て、同年10月にファームに移動しました。 

とっくにご存知と思いますが、オーストラリアは所定の季節労働をトータルで88日間こなすと、2年目のワーホリビザが貰えます。 

その中で一番ワーホリメーカーにとってポピュラーな仕事がファームです。

他にもミートファクトリー等があったりしますが、一番手っ取り早く仕事を得ることができるのがファームでしょう。 

どうやってファームの仕事を探すのかとうと、僕はGumtreeというサイトから、ファームを探してブリスベン近郊のBeerwahという街に移動しました。 

その時は、Gumtreeでファームを検索して一番上に出てきたところに連絡するという超安易な探し方をしましたが、連絡をしたら自動返信バリの速さで返信が来たので、とりあえず行ってみようって事で行きました。 

今考えたら怪しさしかないですけどね。笑

そしてBeerwahに着いたは良いものの、駅からファームが思ってた以上に遠く、夜も遅かったので、歩いては行けないし、田舎なので宿もなくて、かなり焦ったのを今でも鮮明に覚えています。 

リアルに野宿も考えましたが、ここは日本ではないと考え直して、ヒッチハイクを試みました。笑

その時に乗せてくれた、カップルのお兄さんお姉さん(見た目はだいぶ怖かった)には、今でも感謝しています。 

そしてなんとかファームに到着しました。

僕がいたファームは、ファームハウスといって、ファームの中にプレハブが何件もあって、みんなで共同生活という形のファームでした。

Gumtreeで探して、連絡もずっと英語でしていたので、ヨーロッパ系の人がたくさんいるのかと思いきや、半分以上が日本人で逆にすごい安心した記憶があります。笑 

そして到着した次の日から、トマトのピッキングが始まりました。

1トレーで2.5ドルだったかな?

トマトは一度収穫してしまうと、次に実がなるまで、少し時間が掛かるので、1日働いて3日休みとかがザラにありました。

そして、だいたい6週間ぐらいでトマトのシーズンが終わってしまいました。

お金は全然稼げない、むしろマイナスでしたが、ただただ楽しかったので、ほとんど誰もそのファームから移動しなかったです。笑 

しかも僕らのファームは、ファーム都合の休みの日は、セカンドビザの日数をカウントしてくれていたので、これだけ休んでても日数だけはカウントされていたので、セカンド目的なら最高の環境でした。 

休みの日には、みんなで昼からお酒を飲んだり、車を持ってる友達の車に乗って、海や滝に行ったり、大人になってから、こういう学生のような経験ができると思っていなかったので、すごく楽しかったです。 

それからの翌年の為のプランティング作業を何度かやった後、Beerwahでの仕事が全て終了してしまい、セカンドビザまでの日数がまだ40日ぐらい残っていたので、まだ日数が足りてないメンバー20人ぐらいで一斉にStanthorpeという場所に移動しました。 

そこでの仕事はかなりハードで、週6日から週7日働いていました。

ただ、ほぼ毎日仕事をしていたので、お金は前のファームよりは貰えていました。

実働時間から考えると、めちゃくちゃ少なかったですが。笑

たぶん仲間がいなかったら、セカンドを諦めていたかもしれないと思うぐらい辛かったです。笑 

そして、セカンドの日数を終えて、セカンドビザをオーストラリア国内で申請した訳ですが、しばらく降りなくて、約3ヶ月が経った頃に書類不備でセカンドビザの申請に落ちてしまいました。 

その後、まあ2年いても同じ事するだけだったって自分に思い込ませて諦めようと思いましたが、やっぱりまだオーストラリアでいろんな経験を積みたいと思って、ガバメントに直接メールを送りました。 

オーストラリア滞在中に自分がいた場所や、どういう仕事をしていたかなどいろいろ聞かれて、その後、一度あなたの申請を取り下げるので、オーストラリアに帰って来るなら、もう一度申請して下さいとのことでした。 

結局、2回分の申請料を取られましたが、なんとかセカンドビザを取得する事ができました。

ファームの書類不備でセカンドビザに落ちてしまった友人が数人いるので、ファームで働く際は、申請用のフォームをきっちり書いてもらって、ペイスリップと呼ばれる給与明細を毎週もらってあと、ファームで働く際にそこで働きますという契約書(コントラクト)を書くので、それも写メで撮るなりして絶対に保管しておきましょう。

ただ書類がキッチリ揃っていても人によって、ビザが降りるスピードが様々なので、運とタイミング説が濃厚らしいです。 

ファームを選ぶ基準としては、僕はセカンドを取ることが目的だったので、最初に行ったファームはかなり当たりでした。

ファームに行って稼ごうと思ってる人が多いと思いますが、稼げるファームを探すのは意外と大変ですし、時給制の仕事は、それなりに大変だったりします。 

2つ目のファームで大晦日に時給制のレタスのピッキングの仕事を貰いましたが、休む間も無く、かなりのスピードを要求される男がやっても辛い仕事でした。

その日ファームの仲間と、住んでいたモーテルから歩いて30分ぐらいのところにある小さな町で新年を迎えようとしていたのに、その日の仕事がキツ過ぎて、一旦夜に備えて寝ようっていう話になり、起きたら23時で、そのままダッシュで行けば間に合ったんですが、女の子達が化粧したいって言い始めて、化粧を終えてから全力疾走で街まで走りましたが、結局その年はオーストラリアのど田舎の何もない道端で年を越してしまいました。笑 

まあそれもそれで楽しかったんですけどね。

まあファームは居心地の良さで選ぶのが一番じゃないですかね。

一つだけアドバイスするなら、数人単位のシェアハウスからファームに通うところじゃなくて、ワーカーみんなで一緒に住んでるところをオススメします! 

僕のいたようなファームハウスやキャラバンと呼ばれるキャンプ場のような、みんなで一緒に住む形のところです。

ワーホリ中で一番楽しかった事は?って聞かれたら、僕は間違いなくファームで過ごした期間だって答えると思います。

正直、大人になってから、ここまで仲良くなる友達ができると思っていなかったので、迷ってるならファームに行くべきだと思いますよ! 

日本に帰国していた期間もファームの友達に会いにいったり、会いにきてもらったりするぐらいの仲間ができたので、それだけでもファームに来た価値があったなと思えるファーム生活でした。

ファームを終えて別れる時はみんな号泣でしたからね。笑

iae留学ネットでもファームに行かれた皆さんの経験談を綴ったノートが置いてあるので、是非一度見に来て下さいね。

Yoshi

ファーム
(ファーム仲間と買い出しに行った様子)

イチゴピッキング
(イチゴのピッキングをするトロリー)

ファームでのご飯
(ファーム仲間と一品一品出し合って作ったご飯プレート)