CCLとはCredentialed Community Language (CCL) の略で、通訳・翻訳の免許を発行しているNAATIという機関が行っています。これはポイントテスト形式のビザ申請をする際に、このテストに合格していると追加で5ポイントがもらえるというものです。
このテストはNAATIが行っていますが、合格したからといって通訳・翻訳の資格になるわけではなくあくまでビザのためのテストとなっています。
本格的に通訳・翻訳を目指したい方はこちら
オンラインでおこなわれるため(Microsoft Team を使用)海外にいる人でも受験が可能です。
ネイティブが話す英語と日本語での2つの対話を聞いてそれぞれの通訳を行います。対話の話題はビジネス、消費者問題、雇用、健康、移民、法律、地域、教育、経済、住居、保険、社会福祉など多岐にわたっています。
大体一つの対話に12-16の会話がでてきており、英語→他言語の順で会話がなされるのでそれをそれぞれ英語や他言語で通訳していくテストになります。テストのサンプルがNAATIのサイトからダウンロード可能です。興味のある方はみてみてください。
テストサンプルリンク(中ほどのCCL CCL Practice Materials をクリック→Japaneseを選択)
減点方式でなされるので、何に査定する人が重きを置くかを事前に知っておくことが重要です。減点の対象となるのは正確さ、情報を追加したり、欠如させたり、違う意味にとらえていないかなどです。
各対話ごと45点満点で29点以上、2つの合計が90点満点中63点以上になることが合格の条件になります。
日本語はあまり受験者がいないため、コース開講しているところがありませんでしたが最近ではシドニーを中心に日本語用CCLがオンラインで行われているようです。CCL対策コースに興味のある方はぜひ下記までご連絡ください。