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経営学修士 / MBA (Master of Business Administration)

オーストラリアでMBAを学ぶ!

ビジネス界の最高峰学位であるMBAは、Master of Business Administrationの略で、大学院のビジネスの学位としてはもっとも幅広く知られているものです。MBAという言葉自体はすでに日本でも聞きなれた言葉ですが、広義には組織体の運営について研究する学問分野という位置づけとなっています。
対象企業は、一般企業とする場合が多いですが、企業組織に限定せずあらゆる組織体(自治体・NPO法人・政府機関など)が経営学の対象となります。
この学位の取得により、ビジネス界のあらゆる業種において、より高いポジションで活躍することが可能です。

MBA 経営学修士(Master of Business Administration) で学ぶ内容

Management、Accounting/Finance、Marketing、Economicsに大きく分けられ、ビジネスという大きな分野での主軸となる要素、基本理論をケーススタディーを通して隈なく学びます。また、学校によっては、上記主要分野から1つをメジャーとして選択できるところもあります。自分の過去の経験や希望に応じて例えば、Marketingをより深く学んだりすることもできます。それだけに、願書提出までには何らかの形でビジネスに深く関わっていることをが入学条件の1つとなることが多いことも事実です。

授業の進め方

ケーススタディーが最も特徴的な手法の1つです。
実際の企業やプロジェクト、或いは、企業プロファイル、財政指標などを参考にしながら、あたかも自分が企業の一員のように、企画を考えたり、企業の問題点の解決を試みます。企業が掲げるストラテジーやガバナンス、技術的、組織的な変化を考慮に入れながら、学んだ理論を応用しながら、企業(公的機関も含めて)がより効率的に運営されていくことを検証するわけです。
このようなケーススタディーを通して、ビジネスリサーチの手法、統計学も基礎力として求められます。ITを含めたインフォメーションシステムの導入により企業がどのように効率化を進められるか、という点にも着目したりと、ビジネスをあらゆる面から考察します。もちろん、企業(機関)を支えているもっとも重要な資産は、そこで働いている人材にあるわけですから、ヒューマン・リソース(人的資源)のマネージメントにも焦点をあてます。それは、Organisational Behaviour(組織に置ける行動理論)など、心理学の分野に踏み込むこともありその範囲は多肢にわたります。

[ Accounting ]
企業会計をはじめ、企業活動の意思決定時に必要なファイナンシャルマネージメントの側面もとらえます。Financeでは、企業がその資金をどのように効果的に調達・運用するか、そして最先端の金融工学についても学びます。

[ Marketing ]
単に広告や商品を売ることについて学ぶのではなく、市場のニーズを探り、具体化するための手法、市場はどのようなトレンドにあるか、消費者(利用者)の行動体系についてのリサーチをするなど、一般に皆さんが考える以上にマーケティングという概念は幅広いものであることを学ぶでしょう。

[ ビジネス、Economics ]
ビジネスは、経済の動向を理解することが不可欠ですから、最低限の経済理論は必ず勉強します。Economicsでは、Microeconomics, Macroeconomicsに大別されますが、Econometricsなどより専門的な経済学を学ぶこともできます。
特に今日では、マーケティングや経済学では、世界の動きを無視することはできません。

これらの4つの分野は、それぞれビジネスとは切っても切り離せない関係にありますから、Business Administrationのコースでカバーされるのは、当然のことなのです。

MBAの4大コンポネント

オーストラリアでのMBA

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入学条件

一般的に、学士号を取得していることが求められ、仮に学士号を取得していても、その学士号の種類が経済・経営や商学でない場合(文系学士号など)は、入学資格対象とならない場合や、それに代わるだけの職種経験を文書での提出を求められる場合があります。
しかし、そのような方を対象としたコースもあり、まずは各大学と自分の学歴・職歴が入学水準に達しているかを確認することが大切です(経済・経営・商学部を卒業している場合でも、2年から5年程度の職業経験を入学の条件にしていることがほとんどです)。これは、ビジネスの現場に即した手法をとっているため、ある程度の実務経験がなければ、勉強する内容を実質的に学ぶことが難しいからといえます。ただし、近年では、職務経験の有無を問わないMBAコースもあります。
英語力の条件として、他分野で大学院への入学する際と同様、高いレベルの英語力が求められます。

コース大学院学歴
大学院IELTS 6.5点、或いは7.0点以上、
又はそれに相当する英語力
・ビジネス関連学士号(4年生大学卒業)を取得していること
・2年~4年の実務経験

※上記入学基準は各大学院によって異なります。詳しくはiae留学ネットまでお問合せ下さい。
※MBA(経営学修士号)全般に関する詳細はこちらをご覧下さい。