オーストラリア各州の祝日

※州内での地域によっても異なりますので正確な日にちは各オーストラリア州のウェブサイトでお調べ下さい。

イースターホリデー

キリスト教のお祭のひとつで、クリスマスに並んで大きな行事。イエス・キリストの復活を祝う、キリスト教最古の儀式。イースターの前後が祝日となります。
イースターを象徴するウサギと卵。これらはキリストの復活に関連し生命や復活を象徴する卵が使われ、その卵はうさぎが運んできたとされ、子だくさんのうさぎは、古代より、繁栄・多産のシンボルとされています。
いたるところに卵とウサギの形をした､チョコレートが1ヶ月前ぐらいから売り出されます｡

アンザック・デー

1901年イギリスから独立後、1914年に第１次世界大戦が勃発し、オーストラリアは8月5日にドイツに宣戦布告をして連合国側に立ってドイツなどと戦いました。翌年1915年4月25日にANZAC軍（オーストラリアとニュ・ージー・ランド連合軍）がダーダネルス海峡の北にあるトルコが占領していたガリポリに上陸しました。この上陸の際に多くの犠牲者を出しましたが、この快挙を通してオーストラリアとしてひとつにまとまり、オーストラリア人としての意識が出来たといわれます。この記念すべき日を祝日としています。
この日、第1次世界大戦だけでなく第2次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争などに参戦した軍人を祝福し、犠牲者の慰霊を行います。退役軍人を中心にパレードが行われます。

ボクシング・デー

クリスマスの翌日にあたる12月26日のことで、この「ボクシング」とは「箱」を意味しています。
オーストラリアでは、『クリスマスプレゼントをもらえなかった子供のために募金をする日』、『クリスマスプレゼントの箱を開ける日』、『開けたクリスマスプレゼントの箱を片づける日』という3通りの解釈があるようです。
この「ボクシング・デー」には、国内のほとんどで大バーゲンセール行われます。