私のオーストラリア体験記⑥

投稿者:

私のオーストラリア体験記①はこちら

私のオーストラリア体験記②はこちら

私のオーストラリア体験記③はこちら

私のオーストラリア体験記④はこちら

私のオーストラリア体験記⑤はこちら

- 続き -

まず会社に入ってビックリ
部内の共通語は英語と日本語。割合で言うと半々でしょうか。
でも、会議や業務メールは8割以上英語。
その理由として、部内に外国人がいる為と、外部とのやり取りはほぼ海外の為でした。

いきなり英語でメール…やばいと感じた私は、
初日、帰宅後さっそくTAFEの教科書を広げて復習をしました。

もちろん厳しい顔のヨーロッパ人の上司とは英語で会話。
最初は彼の英語が分からず…
話をするのに上司の部屋には行かず、メールで連絡をしていました。
そしたら
『Please come to my office whenever you need to talk to me.
Face to face communication is very important in business.
Dont be scared, i don’t bite you, ahhhhhhhhh』
初めて彼から教わったことは、顔をあわせて話をすることが重要で、またそれが信頼関係を気づくという事でした。

だんだんと過ごしていくうちに、上司の癖や好み、航空会社や食事の好き嫌いまで覚えていきました。
彼は非常に時間に厳しく、1秒たりとも無駄にしたくない性格で、
新幹線の乗り継ぎ時間も、待ち時間が15分以上あるとダメ出しを受け、
再度旅程を立て直したりもしました。

この上司は出張が多く、海外(ヨーロッパ、インド、韓国、中国等)とのメールや電話のやり取りがとても多かったです。
その為、ビジネス文章、電話対応等、
その業界の専門用語(英語)、基本的なビジネスマナー等は、自然に身についたと思います。

もちろん最初のうちは、恥ずかしながらも辞書を使っていましたが、
恥ずかしがっていたら仕事が進まないので、開き直って辞書を使ったり、
部内のバイリンガルの人達に色々と英語の言い回しを聞きまくりました。
周りの人達のサポートもあり、入社当時725点だったTOEICの点数も、
入社半年後には790点まで上がりました。

ここでちょこっと英語・TOEICのお話(参考になれば…)。
この企業、ヨーロッパから多数の(英語を第2ヶ国語とする)インターンシップ生徒がいました。
彼らにTOEICの話をしたところ、
ヨーロッパでも就職の際にTOEICで英語力を判断され、
また海外でのインターンシップも就職の際には評価されるとの事でした。
(業界にもよるそうですが、特にアメリカ、イギリス、日本、最近では中国が非常に評価されるそうです。)
英語が就職に強く影響しているのは、どこにいっても同じなんだなぁ…と思いました。
またIELTSの話をしたら、ヨーロッパでの就職にIELTSが使われると聞いたことは無い。との事でした。

数ヶ月が過ぎたうち、上司が海外長期出張に行くことになりました。
出発日前日、
『秘書は上司のサポートだけでなく、上司が出張で部にいない時には上司の代理の役目をするものだよ。だからよろしく』と。
信頼されているのだなぁと思い、本当にうれしかったです

そうそうもう一人の上司。面接官だったアメリカ系日本人の上司。
この上司からから、『仕事に対する姿勢』と『英語の勉強に対する態度』を教わりました。

この上司の話はまた次のお話に~。